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床下・床上浸水後は、消毒液を先にまくだけでは十分ではありません。安全を確保したうえで、写真記録、汚泥と濡れた物の撤去、洗浄、換気・乾燥、状態確認、必要な範囲の消毒という順番で進めることが、カビや衛生上の問題を抑える基本です。
2026年9月8日、愛知県・岐阜県を流れる庄内川にはレベル5相当の氾濫特別警報が発表され、「庄内川」「記録的短時間大雨情報」「関東 雨」などの検索が急増しました。静岡県でも大雨や台風のたびに、床下への雨水流入、玄関や掃き出し窓からの浸水、雨漏り後の湿気について相談が増えます。
浸水住宅で大切なのは、見える水を拭き取って終わりにしないことです。畳の下、床材の継ぎ目、巾木の裏、収納、床下、壁の内部などに水分や汚泥が残ると、表面が乾いたように見えてもカビが広がる可能性があります。
最初に行うのは清掃ではなく安全確認と写真記録
浸水した建物へ入る前に、自治体の避難情報や周囲の安全を確認してください。水が残っている場所では、漏電、床の抜け、釘やガラス、汚水によるけがや感染の危険があります。ブレーカーや電気設備に水が及んだ可能性がある場合は、自分で通電せず、電気事業者や有資格者へ相談します。
片付けの前には、建物の外観、各部屋、水位の跡、濡れた家具や設備を写真と動画で記録します。保険や罹災証明の手続きで必要になる場合があるため、全景と接写の両方を残し、撮影日時と場所も分かるようにしておきましょう。
浸水後の基本手順は「泥を除く、洗う、乾かす、確認する」
- 換気する:安全を確認して窓と扉を開けます。ほこりやカビ臭が強い場合は、マスク、ゴーグル、丈夫な手袋、長靴を着用します。
- 汚泥と水分を除く:スコップ、ワイパー、雑巾などを使い、泥やごみを先に取り除きます。
- 濡れた物を分ける:畳、カーペット、段ボール、布製品などを乾いた区域から離し、湿気の移動を抑えます。
- 洗浄する:付着した泥や汚れを落とします。消毒薬は汚れが残った状態では十分に働かないことがあります。
- 十分に乾燥させる:送風機、除湿機、換気を組み合わせ、表面だけでなく床下や材料内部の水分にも注意します。
- 状態を確認する:変色、反り、膨れ、剥がれ、カビ臭、湿りの継続がないかを確認し、必要に応じて専門家が含水状態や内部を調査します。
消毒は泥を取り除き、乾燥させてから考える
浸水後に漂白剤などを広範囲へ散布すれば安心、というわけではありません。厚生労働省も、汚泥を取り除き、洗浄と十分な乾燥を行うことを基本としています。消毒が必要な場合は、対象となる材質や場所に適した製品を、表示どおりの濃度と使用方法で使います。
塩素系製品は酸性タイプの洗剤などと混ぜると危険です。換気し、手袋を着け、複数の薬剤を自己判断で混合しないでください。木材や金属、布、畳などは変色や腐食が起こることもあるため、素材への影響も確認します。
畳・カーペット・家具は表面だけ乾かさない
畳や厚いカーペット、布張り家具は、内部まで水を含むと短期間では乾きません。表面を送風して乾いたように見えても、裏面や芯材に湿気と汚れが残ることがあります。汚水に触れた物、強く変形した物、臭いが残る物は、衛生面と再利用の可否を個別に判断します。
大型家具は壁から離し、引き出しや扉を開け、背面と底面も確認します。収納の段ボールや紙類は水分を保持しやすいため、濡れた物を室内に積み上げたままにしないことが重要です。
床下浸水は見えない湿気が長く残りやすい
床下浸水では居室に水が上がっていなくても、基礎内に水や泥が残っている場合があります。点検口から見える範囲だけで判断せず、床下全体の排水状況、断熱材、木材、配管周辺を確認します。断熱材が水を含んで垂れ下がっている、木部の湿りが続く、室内にカビ臭が上がる場合は、早めの調査が安心です。
床下へ自分で入る作業には、感電、酸欠、釘、害虫、汚水などの危険があります。狭い床下や水が残った場所へ無理に入らないでください。
壁・巾木・床材に現れる交換検討のサイン
- 石こうボードが膨れる、崩れる、押すと柔らかい
- 巾木やフローリングが反る、浮く、継ぎ目が開く
- 壁紙の内側から変色やカビ臭が現れる
- 乾燥を続けても含水状態が下がらない
- 断熱材が水を含み、形状や性能を保てない
すぐに全面撤去が必要とは限りませんが、濡れた範囲と材料の状態を確認せずに塞ぐと、内部の湿気を閉じ込める可能性があります。復旧工事は、乾燥状態を確認してから進めることが大切です。
清掃後も1〜2週間は臭いと湿度を観察
清掃直後に問題がなくても、数日後に収納や壁際から臭いが出ることがあります。湿度計を置き、朝夕の数値、雨の日の変化、除湿機の排水量を記録すると、湿気が残っている場所を探す手掛かりになります。
窓を開けるだけでは外気の湿度が高く、乾燥が進みにくい日もあります。天候に合わせて換気、除湿、送風を使い分け、家具の裏や部屋の隅にも空気が流れるようにします。
専門調査を検討したい状況
- 床上まで浸水した、または汚水が流入した
- 床下や壁内部の濡れた範囲が分からない
- 畳や床材を外してもカビ臭が続く
- 壁や天井に広い変色が現れた
- 乳幼児、高齢者、呼吸器に不安のある方が暮らしている
- 復旧工事を始める前に乾燥状態を確認したい
カビバスターズ静岡では、目視だけでなく建物の構造や水分の残り方を考慮し、必要な調査範囲を整理します。写真、浸水した日時、水位、清掃履歴、臭いが強くなる時間帯を伝えていただくと、状況を把握しやすくなります。
まとめ:消毒より先に、汚れの除去と確実な乾燥を
浸水後のカビ対策は、薬剤だけで完結しません。安全確認と記録を行い、汚泥や濡れた物を取り除き、洗浄、換気・送風・除湿で十分に乾燥させたうえで、材料の状態を確認します。見えない床下や壁内部の湿気を残したまま復旧しないことが重要です。
参考情報:気象庁「庄内川にレベル5氾濫特別警報」、厚生労働省「被災した家屋での感染症対策」、政府広報オンライン「災害に遭ったとき 生活での心がけ」
カビ取り・カビ対策はカビバスターズ静岡へ
カビバスターズのMIST工法®は、素材を傷めない独自開発のカビ取り技術です。他社の工法との違いは、カビの繁殖状況や対象物の状況を重視し、専用剤の調整が都度行われることです。こすったり、削ったりせず、素材本来の特徴を傷めることなくカビを根こそぎ退治します。強力な分解死滅力と反して、わたしたちの生活環境を配慮した人体に安全な専用剤となっています。
独自開発の専用剤により、木材やデリケートな素材を傷めることなくカビを除去します。MIST工法は素材が持つ特性を考慮し調整した独自開発の専用剤を使用し、分解されたカビと汚れを洗い流します。こする必要がないので、素材を傷つけることがありません。対象素材に合わせた水素イオン濃度の専用剤にて処理するため、素材にやさしく傷めません。歴史的建造物など永年の価値をもつ素材の復元は、微生物による汚染を取り除くことにより延命へとつながります。
MIST専用除カビ剤は、工業排水試験などの各試験においても安全性が確認されています。抵抗力の備わっていない小さなお子様や、抵抗力の低下されている高齢者の方々がご利用される施設なども安心してご依頼いただけます。
カビバスターズ静岡の施工は「除カビ」と「空間除菌」の2工程で完結します。MIST工法の専用液剤は霧状で対象物の奥深くまで浸透し、カビの根まで徹底的に除去します。さらに、室内空間に浮遊しているカビ菌を空間ごと除菌することで、カビが再び素材に付着・増殖するのを防ぎます。一般的な防カビ剤の塗布とは異なる、この独自のアプローチにより、除カビの品質を高く保ちながら再発を抑制することができます。
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