1. カビがあるところにダニもいる?その理由とは
「カビが発生していると、そこにはダニもいる可能性が高い」──この事実、知っていましたか?
今回のカビバスターズの動画では、美生物対策協会理事長を迎え、「ダニとカビの密接な関係」について深掘りされています。ダニがカビを餌にしているという衝撃の事実から、両者が生きるための条件がほとんど同じであるという点まで、家庭内で見落とされがちな問題に警鐘を鳴らしています。
2. ダニの正体と分類:昆虫じゃなかった!
多くの人が誤解しがちですが、ダニは実は昆虫ではありません。足が8本あることから、クモやサソリと同じ「クモ類」に分類される生物です。
家庭に潜むダニの多くは、体長1mm未満の超小型。ですが、小さいからといって侮れません。刺されると強いかゆみやアレルギー症状を引き起こすこともあります。
3. ダニの生育条件=カビの生育条件
ダニが繁殖するには、以下の5つの条件が必要です。
- 温度(15〜35℃)
- 高湿度(50〜100%)
- 食べ物(ホコリ、フケ、カビなど)
- 繁殖できる場所
- 酸素
ここで注目すべきは、「カビ」もまったく同じ環境を好むという点。つまり、カビが生えている環境は、ダニにとっても理想的な住みかなのです。
4. ダニはカビを食べて増える
特に動画の中で強調されていたのが、「ダニはカビを餌にしている」という事実。カーペットや布団、畳などに潜むダニは、人のフケやホコリと並んで、カビを主な餌としています。
つまり、カビが多ければ多いほど、ダニの数も増えていくという悪循環が起きるのです。
5. 海外旅行後の「かゆみ」…その正体はダニかも?
動画の後半では、実際の問い合わせ事例も紹介されました。長期不在後に帰宅したところ、体中にダニに刺されたような跡ができていたという相談があったそうです。
これは「旅行中に換気が十分でなかった」「カビが増えた結果、ダニも繁殖した」というケースの可能性があるとのこと。
6. 室内環境の見直しが予防のカギ
ダニとカビ、どちらかだけを対策しても意味がありません。両者は共に「高温多湿・汚れ・換気不足」を好みます。
したがって、部屋の湿度管理やカビの早期発見・除去、定期的な掃除や換気が重要になります。
動画でさらに詳しく!
実際の対談の様子や、専門家による詳しい解説は動画で視聴できます。ぜひこちらからご覧ください:
🎥【ダニはカビを食べる】カビとダニの密接な関係【生育条件が同じ?!】